新学期!学校へ行きたくないっていう子の気持ちを忘れない
はろー!アカイです!
今日からほどんどの小学校が新学期OR入学式を迎えているでしょう!
アカイが小学生だったのはもう15年以上前…。くう~あの新学期のはらはらドキドキした気持ちを思いだ……あれ?もうなんだか思いだせない!汗
なんて、式服を着て通学していく子たちを見ながら思ったのです。
記憶を頑張って手繰り寄せていくと、新学期って、学校行事の中で一番ナーバスだったなー!!!!と、思い出した。
心の中は、?でいっぱい。
新しいクラス誰がいるかな?仲良しの子は一緒のクラスかな?先生誰だろう?
不安と期待は8:2くらい。完全に不安の方が強かったなあ…。
大人になっちゃうと、
「明日から新学期だねえ、○年生になるんだね。楽しみだねえ!」
って当たり前のように言ってしまうけど、子どものときのアカイは
「楽しみは楽しみだけど…心配の方が強いわ!分かってないいなあもう!ふんっ」
って思っていたような気がする。
だから、新学期の前日に、「明日いやだなあ…」とか、
新学期の朝、「学校行きたくない…」とか、言う子がいたら、
「何言っているの、早く行きなさい」
という前に、
「緊張するよね、わかるよ」
って、一言言える大人になろうと思うのです。
背中を押すのも大人の仕事だけど、分かるよって言ってあげるのも大人の仕事と思う。
大人って仕事多いなあ。でもしょうがいない、大人だから。
去年の夏休み明けだったかな、とっても素敵なTwitterが話題になっていたのだ。
確か、鎌倉かどこかの図書館のつぶやきだったと思うのだけれど。
「もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、図書館においで。漫画もあるよ、ずっといても誰も何も言わないよ」
みたいな内容だった。
これは、夏休みあけの子どもの自殺率が上がることをうけて、居場所に図書館もあるよっていうメッセージだったのだけど、とっても素敵だなあと思った。
学校って、とっても狭い。
小さい教室に大人数でぽんっと入れられて、いやな友達がいても、いやな先生がいても毎日顔を合わせる。
一度クラスが決まれば、一年間は環境を変えられないし、逃げようにも逃げられない。
みんながみんな、学校が楽しいわけではない。大人だって一緒だ。
職場の環境がつらかったら行きたくないし、憂鬱になるし、病気になってしまうこともある。
新しい職場に変わる時は、緊張するし不安もたくさんある。
大人も子どもも同じようなことで不安を感じるし、いやなものはいやだ。
ただ、大人は何度か回数を重ねた分少しだけ強くなっているから、
自分の力で緊張とや不安と戦える。
でも、子どもは
「わお!なんか緊張するし不安…もう行きたくありません。Give up涙」
となることもある。
そりゃあそうだ、経験値不足ですもの。
でも、大人になるとそのことを忘れてしまったりするよなーって思う。
小さかったとき、いやなことがあって、
「絶対こんなことする(こんなこと言う)大人にならない!」
って思ってても、実際に大人になったら忘れてしまって、
「あらやだ私今、あの時なりたくなかった大人になってる!?」
ってうぎゃー!となることってたぶんある。
だから、「あ、やばいやばい忘れてた!」と今日思ったのです。
不安と期待が8:2の新学期だったことを。「緊張するよね、分かるよ」って言って欲しかったことを。
少しでも多くの子が、早く慣れて、楽しくなるといいなあ。
だって、学校って割と楽しい。
先生たちって、めちゃくちゃ頑張っていつも楽しませようとしている。
毎日通う場所は、誰にとっても大切なところだから、少しでも気持ちがいい方がいいよなあ。
みんな生きていて、みんな心があるから、みんなつらくて、みんなうれしい。
うれしいことがたくさんありますように。ふんっ(気合い)。以上!