初めての性病検査体験談。
Good morningアカイです!書き留めておきたいことがあったので、更新。
最近、縁あって海外から日本に働きに来ている人々とたくさん友達になりました。彼らとのコミュニケーションは刺激がいっぱい。「宗教についてどう思う?」とか、「日本人は家族とハグやキスはしないの?」など文化・価値観の話から、「日本人のいう、お付き合いするって、どういう意味?」「下半身の毛ってどうしている?」などの恋愛や性の話(これが盛り上がるのは世界共通ですな、うんうん)まあ幅広く続いて、これがちょーーーおもしろい。そんな中で、とてもヒートアップした話題。それが、「性病の検査を受けてる?」ということ。
友達「今デートしてる子がいてさ。この間のデートで、最後までいけるかなって思ったけど、彼女の方がまだ検査受けてないからって言ってきて、そこでストップ。とりあえず検査の結果待ちなんだ」
アカイ「え、何の検査?」
友達「え?何のって…性病に決まってるじゃん!」
アカイ「……性病って、性病?エイズとか?」
友達「まあエイズはもちろんだけど、梅毒とか淋病とか…
え、てゆうかアカイは性病検査受けたことないの?」
アカイ「ない。(きっぱり)」
友達「…冗談だよね?」
アカイ「ううん。本当に一回もない」
友達「Noooooooooooooooooooooooo!!!!!!信じられないっ正気?!」
アカイ「……すいません(カフェラテこぼれた)」
そもそも、アメリカ(この友達がアメリカ出身)では、恋愛において、日本のように「付き合いましょう」「はい、喜んで」という風にお付き合いがスタートするわけではないらしい。出会って、気になったらデートに誘い(この時点でないなと思ったらデートに行かない)、二人で会う時間が徐々に増えていき、その過程でキスすることもあればエッチすることもある(もちろん両者の関係性次第だけど)けれど、その状態はdating=デートしている状態といって、そういう相手が複数いても浮気ではないらしい。デートを重ねていくうちに、やっぱりこの人がいいと思ったら、Boyfriend/Girlfriendという位置づけになり、こうなると日本でいう付き合っている状態になるのだと。そうしたら、誰かほかの子とデートしたら、もちろん浮気。ざっくりだけど、こんな感じ。
自分の好きになった人を病気にしないためにも、パートナーが変われば定期的に検査を受けるのは、けっこう普通らしい。性病はオーラルセックスだけでも移るものもあるからどこからもらってくるか分からないし、何もしてなくても勝手に体がかかっちゃうものもある。
友達「そんな怖いものを持ってるか持ってないのか分からない状態で好きな人とエッチするなんて、何事か!ていうか一回も受けたことないなんて、自分はかからないと思っている証拠だ!今すぐ受けなさい今すぐ予約!」
アカイ「…うん、そうする」
スタバでお洒落にラテを飲みながら激怒される日がくるとは。もう大人なのに。でも勢いに押されたのと、ものすごく納得したので、反省。。(>_<)
と、いうことで。受けてきたよ性病の検査!
結論からいくと。I’m sooooooooooooooo clean!! Thanks God!! 何もなかった!
で、その過程。まずアカイが住んでいる県では、HIV、クラミジア、梅毒、B型肝炎の検査は保健所で予約すれば無料で受けられることが判明!!すごい!
ステップ1:すぐ電話で予約とってみる。
電話対応のお兄さん、素敵な対応。どの検査を受けるか選べたのだけれど、せっかくだから全部受けることに。予約は匿名でできたので、イニシャルにした。
ステップ2:実際に行く
電話で案内されていた通り、保健所の指定された部屋へ。担当のお兄さん出てきて、個室(プライバシー配慮かな)へ案内。
ステップ3:アンケートへ記入
今日の検査の目的は?など、選択式。感動したのが、「あなたの性別は? 男/ 女/ その他」があった。日本も少しずつ進んできたな。ちなみにこのアンケートでは、けっこう性生活のプライバシーな部分も聞かれた。「あなたの性交渉の相手は? 男性/女性/どちらも」や、「コンドームの使用状況の確認」など。でも記入している間は個室に一人にしてもらえたし、記入後も得にそのアンケートについてのコメントも何もなかったので、得に不愉快な思いはせず。
ステップ4:採決
フツーに、腕から血を抜かれるのに耐える。特に痛みもなし。
ステップ5:難関。膣分泌液の自己摂取
膣分泌液の自己摂取!!!!!笑
これは本来、病院でこういった検査を受けた場合は医師による摂取、らしい。たぶん。けれど今回アカイが受けたものは、自分で摂取するパターンでした。なんだか長い綿棒のようなものを渡され、トイレにHow toが書かれているので、自分でとってくださいね。とのこと。トイレに行くと、確かに自己摂取の方法が3パターンほど書かれていた。ようするに、この綿棒を自分で中にいれてクルクル回して膣分泌液をとりなさいねーってことなんだけど…おすすめの体勢があって、座ったままパターン、立つパターン、片足あげるパターン…など。狭いトイレで四苦八苦しながらも無事に完了。あとはこれを提出して、1時間ちょっと待つのみ。
ステップ6:結果を聞く
指定された時間に個室に戻ると、そこには最初のお兄さんが。今回はすべての検査で陰性でしたよ、とのこと。ほっと一息。ただし、HIVの場合は思い当たる行為から3か月は経過していないと、正しい結果は出ないのでそこはご了承くださいとのこと。大丈夫ですお兄さん、ありがとう。
てことで、友達の「Nooooooooooo!!」がきっかけで行ってみた性病検査ですが、思ったよりも簡単にできた。今回アカイが選んだのは即日検査といって、その日に結果がすぐもらえるもの。検査を受ける機関によって、いつ結果がもらえるか、どうやって検査するかは変わるかもしれないけど、どのみちそんなに悪いものではなかった。そしてプライバシーを守ろうとする行政の姿勢まで見れたので、よかった。笑
性病検査、なんだかちょっと抵抗あったけど、もし病気を持っていたら最悪死にいたるものもあるそうな。思っていたよりずっと簡単にできて、自分のためにもなる。そして何より、恋愛の自己責任だと言っていた友達。ありがとう、君のおかげでなんだか清々しいよ、今。
以上!